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教育問題の「常識」を問い直す―いじめ・不登校から家族・学歴まで 第2版

定価:1,980円(本体:1,800円)

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教育問題の「常識」を問い直す―いじめ・不登校から家族・学歴まで 第2版

須藤康介(著)

価格 定価:1,980円(本体:1,800円)
ISBN 978-4-89549-222-5
発売日 2019年9月
体裁 四六判・276ページ
【内容紹介】

現代の教育は誤ったイメージにとらわれていると、教育社会学者が「理論」と「データ」を多用して実証。教育問題を考察するための良書。最新の教育事情を反映した改訂版。

【主な目次】

第1 章 教育とは何か ─学校は何のためにあるのか?─
コラム1 高校の多様化・個性化と進路指導 【小黒恵】
第2 章 いじめ ─いじめはなぜ起こるのか?─
コラム2 道徳教育はなぜ強化され続けるのか? 【須藤康介】
第3 章 不登校 ─不登校は心の病なのか?─
コラム3 「チームとしての学校」は多忙化を解消するか? 【伊藤秀樹】
第4 章 学級崩壊 ─学級崩壊の原因は教師の質低下?─
コラム4 スクールカーストと自己呈示 【鈴木翔】
第5 章 少年非行 ─凶悪化する少年犯罪?─
コラム5 非行少年の「立ち直り」 【伊藤秀樹】
第6 章 友人関係 ─コミュニケーション能力って何?─
コラム6 中学生何部モテる論争を検証しよう 【鈴木翔】
第7 章 学力問題 ─学力格差はなぜ生じるのか?─
コラム7 アクティブ・ラーニングは新しい学習法か? 【日下田岳史】
第8 章 就職 ─若者はなぜ就職できないのか?─
コラム8 学校の勉強は役に立たなくてもよいか? 【小黒恵】
第9 章 ジェンダー ─男らしさ・女らしさは必要か?─
コラム9 セクシュアル・マイノリティと学校 【伊藤秀樹】
第10 章 外国人 ─教室の国際化にどう向き合うか?─
コラム10 学力の不平等と「効果のある学校」 【須藤康介】
第11 章 教師 ─教師の仕事はオトクなのか?─
コラム11 人事異動と教師の「成長」 【中村知世】
第12 章 家族 ─現代の家庭の特徴とは?─
コラム12 非認知スキルと家庭間格差 【山口泰史】
第13 章 学歴 ─高学歴者はなぜ高い収入を得るのか?─
コラム13 大学の授業料は誰が負担するべきか? 【日下田岳史】