内容
人と経済の接点に真正面から取り組む経済学があるべきとする筆者が、人間を中心に据えた独自の経済活動の「あるべき方向(規範性)」への理論や具体的指針を提示する経済学テキスト。「経済学ってこんなに心やさしいのか」と瞠目させられる書である。
主な目次
第1章:人間主体の経済学に向けたパラダイム
第2章:学際的領域としての生活経済学
第3章:生活経済を動かす基本要因
第4章:生活構造の組織論的分析
第5章:生活を取り巻くマクロ経済への理解
第6章:生活経済が直面する21世紀の外部環境変化
第7章:生活経済を取り巻く金融リスクとリターン
第8章:税制の原理と公的年金制度
第9章:地域社会の中での生活経済
著者プロフィール
1948年神奈川県生まれ。一橋大学卒業後、日本銀行に入行。
調査統計局調査役、考査役などを経て2001年から明星大学経済学部教授